forget-me-not

昨日の夜ふと思ったこと。春が来るのが怖かったのは、すきなひとがとてもとても遠くに行ってしまうからだった。いままでみたいに会いたいときに会える距離じゃないから、わたしの唯一の拠り所だったあのひとがいなくなることが、とても怖かった。でも、彼がいない生活は思った以上にしっくりきていて、何も不便がない。その事実に昨日の夜ふと気付いた。でも今日の夢にはすきなひとが出てきて、その内容はわたしがともだちとごはんを食べに行った店先で偶然彼に出会うという夢だった。彼はわたしを見つけると、周りの目を気にせずとてもやさしい目でわたしの頭を撫でた。わたしは少し膨れていて、素直に何も言えなかった。そんな夢を見るということはやっぱりまだこころのどこかで彼を想っているのかもしれない。抑圧された意識のなかのわたしは彼に会いたがってる。

こんな夢を見たからメールをしたくなったけれど、今日はやめとくことにする。きっと彼も仕事で大変だろうから。元気でいてくれるならそれでいい。わたしのことを覚えていてくれるなら、もう十分。